背景切り絵の作り方【完全解説】
こんにちは。今回は自分のお気に入りの背景の写真や自然風景を切り絵にする方法をわかりやすく紹介します。
「初めてでも大丈夫」をコンセプトに必要な道具から、ポイントまで紹介しますので作品作りの参考にしてください。
この記事は次のような人向けです
- 切り絵を使ったインテリアを作ってみたい
- 好きな背景や、写真の切り絵を作ってみたい
- 新しいことにチャレンジしてみたい
他にどんな作品が作れるかは、下の記事でも紹介しています。気になる方はどうぞ!!
準備するもの
- カッターナイフもしくはデザインナイフ
- 黒画用紙
- セロハンテープもしくはホッチキス
- カーボン紙
- 工作マット
- 鉛筆
- 折り紙
カッターナイフもしくはデザインナイフ
これがなければ始まりません。下書きした黒画用紙をカットしたり、貼り付けた折り紙の端をカットしたりします。
カッターナイフもいいですが、デザインナイフのほうが細かい部分が切りやすく切り絵に向いています。
黒画用紙
色は基本は黒です。
黒をそろえてからいろいろは色に挑戦するといいです。
セロハンテープもしくはホッチキス
黒画用紙に背景をトレースする(写す)際に使います
カーボン紙
カーボン紙は、元絵がある場合はとても便利な道具です。トレースするのに使います。
黒画用紙に写すので黒よりも青色がおすすめ
100均でも手に入ります
工作マット
マットを敷かなければ、机がずたずたになってしまうので必須です。私は一度、新聞紙を敷いてやったこともありますが、作業しずらく、また机に大きな傷がついてしまいました。安いマットで大丈夫です。100均にもあります。
鉛筆
絵を描くのに必要
折り紙
切り絵に色を付けたい場合は、必要です。
金や銀のホイル折り紙や、千代紙も、切り絵に幅がでておすすめです。
購入が面倒な方は楽天市場の各購入ページを下に紹介しておきます。
|
|
|
|
作り方
イラストの準備
切り絵にしたい背景を準備します。インターネット上のフリー素材を使ってもいいですし、自分で写真に撮った自然背景を使ってもいいです。
ポイントとしては大きい題材がいいです。細かいほど切り絵の難易度が上がります。
私は次の写真を使うことにしました。
次に画像を白黒にして陰影をくっきり出します。
パソコンを持っている人はフォト編集で、iPadやiPhoneを持っている人はibisPaint Xが無料で使えておすすめです。詳しい方法については以下の記事でも紹介しています。
画用紙へトレース
白黒に加工した画像を印刷します。プリンタを持っている人は印刷し、持っていない人はPDF形式で画像を保存し、USBフラッシュメモリに保存してコンビニで印刷するといいです。
店員さんに聞けば使い方を教えてくれます。
印刷したプリントの下にカーボン紙、黒画用紙を重ね、セロハンテープやホッチキスで固定します。
印刷したプリントの上から線に沿って、ボールペンなどで強くなぞりましょう。必ず素材の外側はなぞるようにしましょう。細かくなぞるほど繊細な作品になりますが、難しくなります。
- イラスト、カーボン紙、黒画用紙がずれないようにホッチキスかクリップでとめる
- ボールペンで強くなぞる
- カーボン紙の裏・表を確認する。(色が濃ゆいほうが黒画用紙側)
線を切り抜く
線に沿って切り抜きます。
その際のポイントが、
- 細かいところから切り抜く
- 線の内側から切り抜く
- 最後に外側を切り抜き画用紙から切り離す
折り紙で色付け
さて切り抜きが終わったら、折り紙で色付けをしていきます。
折り紙の張り付け方は、次の2つの方法から選んでください。
- 広い部分から張り付けていき、細かいところを最後に張り付ける
- 細かい部分を張り付け、最後に広い部分を張り付ける
いろいろな色を重ねながら好みの色を見つけよう。
特に花といった自然風景を題材にする場合は、原色より千代紙や和紙を使ったほうがきれいに仕上がります。
作り方は
- 色を決めます
- 空白に合わせてだいたいの大きさで折り紙をカットします
- のりで裏側から張り付けます
- 余った部分をカットします
色を決める
実際に重ねながら決めていこう
折り紙をカット
枠に合わせてだいたいの大きさでカットします。
ノリで貼り付け
切り絵の裏からノリをつけ、先ほどカットした貼り付けます。
余った部分をカット
貼り付けると折り紙が枠からはみ出るので、カットします。
細かい部分や同じ色の部分から作業すると、効率よく作業ができます
台紙に貼り付ける
色を付けてたら、最後に台紙に貼り付けます
台紙は、白のコピー用紙でもいいですし、好きな色の画用紙でもいいです。
台紙に背景を描いてみてもいいです。
背景切り絵の作り方【完全解説】まとめ
今回お気に入りの背景の写真や、自然背景を切り絵にする方法を紹介しました。
難しそうだと思いますが、今回紹介した手順を参考にぜひ挑戦してほしいと思います。
時間はかかりますが、その分完成したときの達成感は大きいです。
何か新しい趣味を見つけたい、チャレンジしたいという人にも最適だと思います。
皆さんの参考になればうれしいです。それでは今回はここらへんでーーーバイバイ!!
切り絵作品紹介記事は以下です。
切り絵の販売もしています。
切り絵作品販売(メルカリ)
切り絵作品販売(ミンネ)